MetaMaskがPolygon(ポリゴン)等でエラーを吐きまくる時は。

課題

執筆時点現在で、Polygonは大変人気となっているため、MetaMaskでPolygonを使ってると意味わかんないエラー表示が出たり、トランザクションが失敗したりします。

よくあるエラー表示例

本記事では、これの解決方法を書きたいと思います。

特に、以下のようなtransaction underpricedというエラー表示が出る場合なのですが、

Transaction N failed! Error: [ethjs-rpc] while formatting outputs from RPC '{"value":{"code":-32000, "message":"transaction underpriced"}}'

これは、単純にガス価格(処理手数料)が低すぎてネットワークで処理してもらえない。ってことです。

通常、MetaMaskや使ってるサイトが自動で適正なガス価格を提案してくれるのですが、何らかの要因でそれでは足りなくなってしまうということがあります。

なので解決策としては、以下のように手動でガス価格を上げます。

特に、下記のエラー表示(Internal JSON-RPC error)が出る場合に有効ですが、全体的に速くなるので、オススメの設定方法です。

Polygonネットワークを設定した際に入力してるのですが、簡潔に言えば、「Polygonネットワークへの入り口」です。ノードプロバイダとも言います。

Polygonやイーサリアムというブロックチェーンは無数のコンピュータで構成されており、RPCはその内の一つです。

MetaMaskはそのうちの一つを選んで接続します。
つまり、RPCとはブロックチェーンへの入り口ですね。

この入り口が混み合っていると、スムーズにデータ通信が行えません。

ならば、空いてる入り口にMetaMaskをつなぎ変えればええやんということですね。

現在無料で公開されているPolygonのRPCは以下のものがあります。

この中から、今設定していない奴に変更することで、空いてる可能性があるってことですね。

RPCの変更は、ネットワークを一旦削除し、再追加する必要があります。

MetaMask画面上部のネットワーク選択画面から、

(入力が面倒くさい人は、1の後、こちらにアクセスしてボタンを押すだけ)

え、メタマスクが止まる度にこれやんの？

だるくない？

しかもRPCの4つ全部混んでたらどうすんの？

そんなあなたには、（ちょっと登録が面倒だけど)おすすめのRPCがあります。
その名も、alchemy(アルケミー)ですね。

alchemyは無料枠に限度があるのですが、1日数十万アクセスと果てしなく広いので、個人利用なら無料で無限に使えると言って良い。

まず、alchemyにアクセス
「Get started for free」を押す。
メールアドレス等の情報を入力して進むと、メール認証があります。
「Ethereum」を選んだ状態で、「Get started」を押す。
Create your first appはTEAM NAMEとAPP NAMEは適当で良い。Polygon Mainnetを選択して「Create App」をおす。
途中でクレジットカードの入力を求められるけど、「Skip for now」で良い。後は適当にアンケートに答えて登録完了。